「勝つKPI」管理導入のフレームワーク


今回は、KPI管理の全体像として、KPI管理のフレームワークについてご説明します。


KPI管理活動の導入は、企業の重要成功要因を真ん中に据えた上で、次の4つのプロセスにわかれています。



  1. 企業の重要成功要因に呼応した正しいKPIを選定する

  2. 各KPI毎にKPIカルテというドキュメントを作り明文化し、企業の最も重要な指標として認定する

  3. データベースやツールを使い日々のオペレーションとしてKPIのデータ収集を開始する

  4. それぞれのKPIに対して最適な目標を設定する



ここまでできると、計測されたKPIに対して、各現場が必要なアクションをその場で取れるようになります。この活動を通して個人レベルの目標が、チームレベル、全社レベルの目標としっかりと同期されていることが、勝つKPI管理導入の目的です。


しかしながら、データ収集を自動化し、ダッシュボードだけ作って満足してしまうという残念なケースが多くの企業で多々見受けられます。その結果、数字は計測されているようには見えるのですが、従業員が自分の責任として捉えられず、指標が悪い状況を示しているにも関わらず、何のアクションも取れない。結果としてその企業の業績は上がらないという事態に陥ります。このようになってしまうのは、多くの企業がこのKPI管理導入のフレームワークを理解せずに、聞きかじりの知識でKPIを導入しているからです。従いフレームワーク内の各項目の重要さをしっかりと認識した上で、経営陣までがコミットした全社プロジェクトとしてKPI管理を導入することは非常に重要です。


また、このフレームワークを継続的に回すためには、KPI管理をしっかりと「やり切る」という企業文化の醸成が必要不可欠です。


この「やり切る」企業文化を醸成するには、下記の3点が重要な要素となります。




1.企業の重要成功要因に沿った正しい勝つKPIの選定

2.従業員のKPI管理に対する正しい理解と動機付けによる自主的なアクション

3.KPI管理に対する経営陣のコミットメント



この「やり切る」企業文化なくしてはKPI管理の導入は成功しないため、KPI管理のフレームワークの中で、企業文化は企業の重要成功要因と並び非常に重要なポジションを占めています。


次回以降、フレームワークのそれぞれの構成要素と注意点について詳細に見ていき、勝つKPIの導入を目指します。

KPIとは」についてはこちらをご確認ください。

KPI管理に関するご質問はお気軽にこちらまでお寄せ下さい。

Twitter @KPITrustでも随時ご質問をお受けしております。

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